アトピー体験記Part1
物心ついたときには、アトピーというものと付き合っていた。
小さい頃は、そんなに気になるほどではなかった。
腕の関節と、足の関節部分が、かゆいのと夏場になると
ひどくなる感じだった。
性格が割りと明るい方で、遊ぶことが好きだったので
普通に生活していた。
しんどいなと思ったのは、小学生の時だった。
自分は、兄貴の後を、追っかけるタイプで、
兄貴がサッカーをやっているのをみて、俺もやってみたいなー、と思っていた。
しかし、ここでアトピーの問題がでできた…。
サッカー部に入って、サッカーは、めちゃくちゃ楽しかったけど、汗をかくと、かゆみがでてきて、体がひどくなってしまったのだ(ー ー;)
まあ辞めたよね。残念だけど。
学校の体育の授業も、体がしんどい時は、見学とかしていた。
クラスメイトが組体操をやっている時、木陰で眺めてたんだけど、
みんな楽しそうで、
一緒にやりたいけど、できなくて。
なんか切なくて、泣いていた。
大丈夫か?って、友達にいわれて
ありがたい気持ちと、切ない気持ちで
複雑だった。
中学校に入ってからは、顔がひどくなって、いつも顔が赤かった(ー ー;)
受験勉強のときが一番ひどかった
顔がジュクジュクしているときもあった。
大変だったけど、塾の帰りに、友達
と話したり楽しかった思い出もある。
夜遅くに語るのは、唯一のストレス解消だった。
高校受験前に、知り合いから漢方薬
で治療する人を紹介された。
中国人だった。医者とサモ・ハン・キンポーによく似た人と
二人組でお店を出していた。
少し高い漢方薬だった。しかも
かなり苦い。ゲロまずかった~_~;
頑張って飲んだらめちゃくちゃよくなった。
いろんな健康食品を飲んで、全く効果なしだったけど
あれは、すごかった。
顔の赤みも消えていた。
いつも目のまわりを掻いていて、目が腫れていたのが
全くかかなくなったので、目がぱっちり開いた。
友達から、目が輝いているねと言われた。
いやただ通常に開いてるだけなんだけど(・・;
とはいえず、ありがとうと返した。
友達は、アトピーのことに、あまり触れなかったから
遠回しによかったねと言ってくれたのかもしれない。
その後は、無事に高校受験に合格してアトピー
もほぼ治ったと思っていた。
しかしここからが一番しんどい10代後半に入っていく・・・。
続く。
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